物語の種の置き場
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〜 short interval of silence 〜

「takt」

世界は毎日 

終わりを向かえている

命を閉じる人にとって 

その瞬間に世界は終わるから

世界は毎日 

新たに始まる

生を得た人によって 

新たな時間が紡がれるから

「tears」

真夜中には時々

闇の底を覗き込んで

涙を落としてみる

明日を夢見るために

昨日を忘れるために

「receding」

君を遠く感じた 

輝きの中へ 

いってらっしゃい 

私は足元の 

この引かれた線から向こうへは 

行けないのだと 

そう感じた 

夜に佇み 

君を見送る 

いってらっしゃい 

目映い未来へ


 

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〜 short interval of silence 〜


「still life」


ガラスの中に映る景色が


とても美しい


音もなく凍りついたように


とても澄んでいる






「秋の途上」


窓を閉めると まだ 熱がこもる


足先や 手指に触れる リネンの


ひんやりした柔らかさは心地よく






「the age of the moon 28.55」


この雲に 遮られた向こう


針のように細い月があるのだろう


生まれ変わるために






「砂の粒子」


思い出にならなかった想いを


サラサラと零して 忘れたい


心の隙間から さよならと


そうして なんにもないを


楽しめるかな しばらくの間は


そして何かを また みつけて






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〜 short interval of silence 〜


「化石」


降り積もる 時が 


埋もれてゆく 時に


化石となる 想いは


言葉という 形の


いつか地層の割れ目に 現れたなら


その手にとって 甦らせて







「大好きという魔法」


  好きなものを側に置くとホッとする。

  

  好きな人たちといっしょにいるとあったかい。

  

  好きなことしている時は楽しい。

  

  日々の中、大好きという魔法。







「ゆめうつつ」


きはくなげんじつ りあるなゆめ


あらーむでめをさました それはどちらのせかい


きっと かなしみをかんわしたいから


きっと かなしみをのりこえたいから


これはココロのさよう わかっている


みうしなわない しんのじぶんを







「木星と金星」


  夜色へと深まる空に


  並んだ金星と木星


  どんなに近づいたかのように見えても

 

  ほんとうはとっても離れている


  なんだか人の心みたい


  なんだか少し切なくなった









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〜 short interval of silence 〜



「キセキ」


探している answer song


この軌跡の先に みつけること願って


その音の中に 奇跡を起こして







「Wish」


遠い国の人 住む世界が違うの


今の私は最低レベル 地の底を這うようだよ


遠い国の人 雲の上にいるのなら


雨を降らせて 涙を隠したいから







「fossilize」


琥珀に閉じ込められた化石 止まった時間のまま


答えの出せない心は そんな感じ


まるで他人事のよう みつめて 握りしめる







「distress」


足早に通り過ぎてゆく 今日の話題


明日の記憶に 残るだろうか


だけど 遠い思い出は過ぎるほどに


くっきりと 輪郭を浮きあがらせる


そのエッジの鋭さに ココロを切られる 









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〜 short interval of silence 〜


「recall the past」


現在進行形ではなくなってゆく感覚


いつか通ったライブの音源


彼の詞(うた)は どことなく


ここにあるココロを投影するかのように聴こえた


何を求めていたのだろう 支えとは違う


己の存在を 肯定したかったのかもしれない







「a storage cell」


視界のない空に 手を翳した記憶


鈍い太陽の光だろうか掴みたくて


足元を砂が流れて行くような感覚


風の音(ね)の物語りに巻かれて







「superstitiousness」


揺るぎなきもの そう 根拠もなくとも


心の芯に あるならば 


験を担ごう という 心理も働かないのでしょう


でも 人は未知なる先に 不安を覚える


そして 皮肉なことに未来の種は その不安 


であったのかと 振り返れば 思いあたる


験を担いで 得た 心強さや安心は


言わば 心の芯を覆い隠す 造花のよう


その華やかさの底で 茨は根を張り始めるのです










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〜 short interval of silence 〜


「抜け殻」


ガラスケースの中に飾られた 人形


のようだった そんな生き方をしていた


人形の身体の中は 空洞 まるで蝉の抜け殻


のようだった 心は羽化して何処かへ 


飛んで 行ってしまったのだろうか


人形の身体は 乾涸び 風化し 粉々になってゆく


ようで それを見ていたのは 誰なのだろう


でも 砕けるとは 壊れることばかりではないことを 知った






      

「闇夜」


室内にはエアコンの音ばかりが響いている


閉じたカーテンの向こうは もしてかして


漆黒の闇 なのではないか と 疑う


切り取られた空間に 閉じ込められた感覚







「悪夢」


悪夢に目を覚まされた それも悪夢


いないはずの人間が 蠢めく気配に怯える


見開いた目には 何も映らない


手を伸ばし 明りを点けた これは現実?






「無」


静かに生きたい


争いのあったことなど忘れて


記憶を閉じることは簡単なの


だから思い出す呪文を投げかけないで


頭が割れそうに痛むから


呼吸が苦しくなるから


静かに生きたいの


名前も顔も知らない人になるまで


何もなかったように











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〜 short interval of silence 〜


「炎」


きっと この年を生きる わたしの心


強き風に 吹かれれば 消えてしまいそうな


そんな 不安も抱えつつ それでも 轟々と


燃やしてゆこう あらゆる 雑念を焼べて







「ペテルギウス」


今生 スーパーノバをみることできるかな


幼き頃より 語りかけていた 星座 その形を 変えるのでしょうか


天空の目印 冬の大三角は 友を失うのでしょうか


日々 辛きことも その大イベントを眺められるのかと期待する そのココロで


乗り越えられそうです 幼き頃からの 宇宙の道しるべよ







「UNIT」


耳触りのよい音楽を聴きに行こう 


そこにまだ私の場所がありますように


心に凍みる旋律に浸りたい


ひとり涙したいライブだってあるの


そこにまだ私の場所がありますように







「solitude」


囁くような歌声と 明りを落とした部屋に 揺れるキャンドルの灯(ひ)


何を想う 昨日までの呼吸 明日の青い空 未来を思い描こうと


押しつぶされそうになる問題の中で 簡単な迷いに 気を紛らわす 


髪をそろそろ 切ろうか伸ばそうか と 他愛もなきこと


宇宙(そら)は孤独ですか この星には こんなにも生き物たちがいるのに


その孤独は 変わらないものでした 自らであり続けるために








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